YouTubeに、新しい動画を追加しました。
今回は、一月十五日の小正月にいただく、あずのおかいさんを調理しました。
動画のリンクはこちらです → https://youtu.be/mgm4eK1rbr4
大村しげさんは、この料理を『大村しげの京のおばんざい』(中央公論社)、『冬の台所』(冬樹社)などで紹介しています。
あずのおかいさんとは、あずきのおかゆのことです。
京都では一月十五日までが松の内です。
あずのおかいさんを食べると、いよいよ、お正月も終わりを迎えます。
動画では伝えられなかった調理の補足を書いておきます。
今回は、記述に従って、あずのおかいさんと、残った小豆を使ったおぜんざいの2種類を作っています。
小豆を煮て、柔らかくするのに非常に時間がかかります。
私はおかゆを炊飯器のおかゆ機能でたいて、豆は鍋でたきましたが、逆に小豆を炊飯器でたき、おかゆを鍋で調理したほうが楽だったかな、と後から思いました。
お餅は、焼かずにたくだけです。こちらも細かい情報が書かれていないので、お湯でたくだけにしました。塩や昆布を入れた出汁でたいたら、よりおいしくなりそうです。
おかいさんができたら、残った小豆に砂糖を入れて、おぜんざいにします。小豆の袋に調理の説明が書いてありました。砂糖を一度に入れると豆が硬くなるので、数回に分けて入れるようにとあったので、動画ではそれを参照しています。
京都の松の内も、これでおしまいです。
大村さんの言葉を借りるなら「いよいよふだんである」(『大村しげの京のおばんざい』中央公論社より)。