夏が終わり、今日から9月です。
大村さんの書き残した秋のおばんざいのなかから、『京暮し』(暮しの手帖社)にある「いかご飯」を作ってみました。
春先からの新型コロナ騒動で、京都に帰省するわけにもいかなくなり、まもなく夏が終わります。夏が終わるまでに、大村さんが書き残した夏の、おばんざいを少し作っておきたくなりました。
先週、仕事で大阪出張があり、これ幸いと京都の実家にも数日、滞在してきました。
今回も、大村さんのゆかりのお店や名所を巡る中で、新たな発見がありました。下鴨の「てづくりとうふ すがい」さんです。
1月20日は骨正月です。
こればかりは、もはや失われた習慣と言っていいでしょう。辞書には掲載されているけれど、読んでもどうもピンと来ません。朝日新聞出版発行の『とっさの日本語便利帳』には、「正月用の魚をこの日までに食べてしまい、残った骨は正月最後のご馳走になる」とあります。こちらも、やっぱり、ピンと来ない。
大村さんは、京都では毎月8の付く日にあらめを食べる習慣があったことを紹介しています。あらめとは、海藻のひとつで、細長いひじきのような見た目です。
今日は1月8日。ということで、自分であらめを炒りだきしてみました。