『言語生活 1980年11月号』(筑摩書房)を入手しました。
大村しげさんは特集「文章を書く」にて「京ことばと文章」を寄稿しています。
随筆のポイントである、京ことばについては、当時の関係者から大村さんが「京都弁やない、京ことばや」と語っていらしたとの話を聞いたことがあります。
『言語生活 1980年11月号』(筑摩書房)を入手しました。
大村しげさんは特集「文章を書く」にて「京ことばと文章」を寄稿しています。
随筆のポイントである、京ことばについては、当時の関係者から大村さんが「京都弁やない、京ことばや」と語っていらしたとの話を聞いたことがあります。
以前から、大村しげさんがNHKの長寿番組『きょうの料理』に出演なさっていたお話は、当時周囲にいらした方々にお聞きしていました。
今回、『NHK きょうの料理 昭和63年4月号』(日本放送出版協会)が手に入り、当時の様子が一部わかりました。
昭和52年(1977)、主婦と生活社から『とっておきの京都』というガイドブックが出版されました。同著は、それに先立ち、同社から出版された『だれも書かなかった京都』を、改変、再編集した一冊です。
地下鉄の駅に、『平家物語』のアニメーションの大きな広告が掲げられていました。
大村しげさんの随筆のあちこちに、『平家物語』にまつわる話が書かれているので、ついつい目が留まったわけです。
放送は来年1月から。ただし、FOB(フジテレビのネット配信)にて先行配信されていて、第1話だけ無料配信中というので、鑑賞することに。
2021年2月末、平凡社から『作家の手料理』が発売になりました。この本は30名の作家が書いた料理にまつわる随筆集で、大村しげさんの作品も一遍、選ばれています。
編集を担当された、野村麻里さんに『作家の手料理』の企画意図や、大村さんへの思いを聞きました。
続きを読む 『作家の手料理』 編者 野村麻里さん インタビュー
今回は大村しげさんの著書の中から『静かな京』(講談社)を紹介します。
この本は昭和51年に出版された、京都の名所案内で、昭和60年に文庫化されました。文庫化の際に“わたしの京都案内”の副題がつけられたようです。
大村さんの著書の中でも、個人的には非常に好きな一冊です。
かねてより、時間を見つけては細々とホームページの地図の更新を続けています。
大村さんの著書から、お店や名所などについての記述を拾い出して、マップにしていく作業です。その作業で「廃絶」というキーワードに出会いました。