仕事仲間の方から、せっかく調理を再現しているなら、動画も撮ればいいのに、と、お声がけしてもらったので、その方と動画の準備を進めています。
そして、一本目の動画が完成。
2021年2月末、平凡社から『作家の手料理』が発売になりました。この本は30名の作家が書いた料理にまつわる随筆集で、大村しげさんの作品も一遍、選ばれています。
編集を担当された、野村麻里さんに『作家の手料理』の企画意図や、大村さんへの思いを聞きました。
続きを読む 『作家の手料理』 編者 野村麻里さん インタビュー
大村しげさんは、『京暮し』(暮しの手帖社)のなかで、信楽焼の紅鉢について短い随筆を残しています。紅鉢とは、日常生活に使われていた大小さまざまの焼き物で、開口が大きく、縁の部分に厚みをもたせた形状をした器です。
今回は大村しげさんとメディアの関係について、考えてみましょう。
大村しげさんを紹介するときに、ほとんどの場合「おばんざいの」と前置きが付きます。
朝日新聞での共同連載『おばんざい』が、その後の方向性を決定づけたのですから、
それも当然と言えるでしょう。